「おでこを触る仕草についての心理」
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人はなにかに失敗してしまった時や焦った時についおでこに手を当てる仕草をします。
実は、おでこに手を当てる仕草には心理学的な力が働いています。
ちょうどおでこの部分に位置するところに人間の思考や判断力を制御する「前頭葉」があります。
この前頭葉になんらかの問題が発生した場合、パニックになってしまったり自分をコントロールできなくなる症状がでますので心理が働いて無意識におでこを触る仕草をしてしまうのです。
心理を逆にとり他の誰かの仕草を客観的に観察してみるとやはりなにかに動揺したり焦っているときにはおでこに触る仕草をしますのでよくわかります。
この場合も同じく前頭葉に異変が起きて無意識にそうさせているのです。
似たような仕草ですが少しうつ向き加減でおでこを触る場合があります。
この場合にも心理学的な意味があります。
うつ向き加減でおでこを触るのは相手に目を合わせることができない心理状態、相手に嫌なことを伝えなければならない場合などに現れる心理状態なのです。
また、なにかに失敗して焦っていたり困っているのと同時に打開策を考えています。
瞬時に判断をしなければならない状況や予期しない出来事に遭遇した時に、「しまった」と言う焦りの感情と「どうしよう」と言う打開策を考える時間稼ぎをしているような感覚です。
人間の仕草には体のどの部分に触るかによって心理学的な意味も違ってきますので、その部分に意識して生活していくと感情の変化にも気づくことができるのです。