仕草 心理 頭をかく

頭をかく仕草にみられる心理状態

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人は無意識にその心理状態が癖や仕草にあらわれます。
そこから相手がどのような心理状態なのかをある程度読み取る事が可能です。
心理状態をあらわす仕草はたくさんありますが、頭をかくというのもその中のひとつです。
頭をかく行為は照れの象徴としてもみられることも多く、心理学的には自己接触と呼ばれる心を落ち着かせる行為だともいわれています。
元々は、こぶしを振り上げる動作に起因しているそうです。
イラっとして振り上げたこぶしを頭をかくことで間際らせているのです。
こぶしを振り上げてしまったことを隠したい。子どもっぽい行動を取ってしまったという照れを脳が判断して頭をかくという行動をさせているらしいです。

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それとは別に、人はストレスや不安を感じたり緊張状態にあると頭をかく仕草をする傾向があります。
過去の自分を振り返って思い当たることはありませんか。
仕事や勉強で根を詰めている時、事が自分の思うようになかなか運ばない時、叱られたり注意を受けてバツが悪い時、無意識に頭をかいたことはありませんか。
また、自分自身のことではなくても頭をかきむしる姿を見て「あの人はストレスが溜まってるのかもしれないな」と感じたことはありませんか。
一般的にストレスや不安、緊張などの度合いが強ければ強いほど頭をかく仕草は大きくあらわれます。
はじめは頭をかくという状態からかきむしる、そしてかき壊すレベルまで酷くなることがあります。
この行為は一種の自傷行為であり、初期の状態で自分のストレスに気付き、対処することが必要です。
仕事で忙しくしている人の多い現代社会でストレスに鈍感になるのは非常に危険です。
頭皮を傷める程のかきむしりは脱毛などに繋がりそれがまた新たなストレスを呼ぶ事もあります。
もし自分の仕草を振り返って頭をかく仕草が多いと感じるなら仕事を頑張りすぎていないか、適度な休養は取れているか振り返って見ましょう。
また、中々自分で自分の心理状態には気付きにくいことでもあるので同僚、部下、取引相手などの仕草から心理状態を注意してみてください。

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